社会不安障害への一般的なイメージを変えていく

前回までの記事で自分と自分の病(社会不安障害)との関係を変えていったことを書いた。

社会不安障害であることには、良いこと(変えなくてもよい真面目である等の特性)も悪いこともあり、悪いことのほうは認知行動療法などで無害化していける。

自分の病を知ることにより自分の病との関係を変えていった。 “社会不安障害への一般的なイメージを変えていく” の続きを読む

思うことと反対のことを考えてみる習慣をつける

長年気がつかなかった自分の思考の癖を自覚した。それは症状を好転させる貴重な第一歩だった。

次のステップ。思考の癖が不安障害を悪化させていくのを防ぐにはどうするか。好転させていくにはどうするか。 “思うことと反対のことを考えてみる習慣をつける” の続きを読む

ネガティブ価値観を検証する

前回、社会不安障害に関する価値観はゆらゆらした相対的なものでしかなく、故に社会不安障害だから良い悪いといった考えを抱くのは幻想に過ぎないということを書いた。

そして、幻想だからこそ、自分の心の奥に浸み込んでいる社会不安障害を患っている件についての否定的な考えを変えていくことができるということ。
堂々巡りであったマイナス思考。 “ネガティブ価値観を検証する” の続きを読む

抗不安剤は社会不安障害に有用なのか

私は頓服としている抗不安剤はアルプラゾラムという成分のもの。

私にとってはアルプラゾラムを投入して効かないということを経験したことはない。ほんの15分くらいで効き始め、30分後くらいにはほとんど不安感は消える。 “抗不安剤は社会不安障害に有用なのか” の続きを読む

3秒待ったら不安が消えた

学会に参加していた間に、いちどだけ不安が起こった。

ある発表を聞いていて、質問タイムになったときのことだ。

私はその日頓服を飲んでいなかったが、平気そうな気がしたのと、質問したいことがあったのとで、手を挙げて質問を始めた。 “3秒待ったら不安が消えた” の続きを読む