先日、2012年7月14日に自分が書いた記事を読んで、えっ?と思った。
プレゼン当日の朝のことを書いた記事だ。不安は全くないが、やはり頓服薬を飲んでおくことに決めた、と書いている。 “社会不安障害から回復するということ” の続きを読む
先日、2012年7月14日に自分が書いた記事を読んで、えっ?と思った。
プレゼン当日の朝のことを書いた記事だ。不安は全くないが、やはり頓服薬を飲んでおくことに決めた、と書いている。 “社会不安障害から回復するということ” の続きを読む
社会不安障害 (SAD: Social Anxiety Disorder) の発症は、生物学的要因と環境要因の複雑な相互作用の結果であろうというコンセンサスがある。SAD発病のメカニズムは複雑であり、ひとつの特定の要因が必然的にSADを発病させるというような単純な病因経路があるわけではない。 “なぜ社会不安障害になってしまったのだろう” の続きを読む
WHO主導の世界精神保健調査 (World Mental Health, WMH) (The WHO World Mental Health Survey Consortium: 2004) によると、社会不安障害(SAD)の12カ月有病率は、米国 (6.8%)、欧州 (7.7%)、中国 (0.2%)、日本 (0.7%)。 “日本人は社会不安障害にならない?” の続きを読む
外見で判断してしまうと本質が見えない。
社会不安障害(SAD)は、まさにそれ。外見(あるいは、症状の話を軽く聞いた感じ)からは、その表面的な特質のみからは、この病理的な不安のメカニズムを想像することは一般的に困難だ。
「それって、性格だよ。心配いらないよ」
と、優しく言われる。 “「シャイなのではありません。社会不安障害なんです」” の続きを読む
「女性の不安障害治療は、女性ホルモンの分泌量の変化に応じてタイミングを計って実施することで効果が上がる」 “女性周期を利用してのエクスポージャー” の続きを読む
精神疾患というのは、多くの場合、見えない病気なので、言わなければ分からない。
本人も言いたくないので、ひたすら隠し、表面的にはできる限り明るく振る舞い続ける。 “強さとは弱さを見せられるようになること” の続きを読む
ビデオ通話というのは、苦手だった。
けれども、仕事上、使わなければならないことは多い。回避するほどではなかったが、ビデオ通話のアポイント数日前からどんよりという不安に見舞われるというのが常だった。 “不安場面が楽しみだ” の続きを読む
日本での社会不安障害(SAD)治療を巡る現状について調べていたところ、世界で認知行動療法などのSAD治療の第一選択肢とされているエビデンスのある治療を受けられないでいる人達が多いようだ。 “認知行動療法を受けたくても受けられない現状” の続きを読む
この一週間、心身ともに不調である。休暇後、遅れた仕事を取り戻すために全力でやってみたが、ストレスが溜まる一方で、ろくに休まないから疲労も溜まり、体も壊している。 “自分の感情を押し殺す癖と向き合う” の続きを読む