2012年3月までは、一日一回SSRIを服用し続ける毎日だった。
薬の飲み始めはかなりきつかった。Paraxetine 20 mgからはじめた。
疲れて、眠くて、おなかの調子が悪くなり、食欲もなくなり、便秘がちになり...
一週間それを我慢すると、副作用はほとんどなくなった。
しばらく経ち、随分と調子が良くなってきたことに気付いた。
まず、PMSの症状がぐっと軽くなった。以前は生理前にひどく憂鬱な気分になり、月に5日ほどは作業効率も落ちていたのに、それがほとんどなくなった。
学会発表の不安感も少なくなってきた。
なにしろ飲み続ければいいので楽なのだ。
副作用もなくなり、食欲も回復。なんでもおいしいわー。
せっかくだから認知行動療法も受けてみようかなとは思うものの、どうも重い腰が上がらない。忙しいしなあ。
セラピーとか、心理とかって、なんかオカルトっぽくないか。私はそんな偏見すらもっていた。
そんな折、発表を申し込んでいた国際学会から結果が来た。コングラチュレーションズ!から始まるあの文面。
2012年7月に北米で開催される大きな学会だ。
どうしたことか、こういうとき必ず起きていた不安が起こらない。
やれるような気がしてくる。
薬が効いているのかな。
ところが処方箋有効期間の6カ月が近づいてきた。もういちど一般医に行かなければSSRIが続けられない。