不安は生じ始めの段階で対処する

クリニカルサイコロジストのジャネットさんは呼吸法などのリラックス法の実施は、不安が起こると同時に始めるのが効果的と言っていた。

私のこれまでの経験から言っても、確かにすぐに始めると効果がある。逆に言うと、不安が高まってからやってみても、あまり効果がないのかもしれない。

前回パニック発作を起こしたときは、普段不安を起こさない場面だったので、不安発作を起こし始めているのに、そうと認識するのに時間がかかった。

まずいと思った時には、もうかなりきてしまってい。

で、急いで、呼吸を整えてみたり、体から力を抜いていったりしたのですが、うまく不安が消えなかったので、頓服を飲んだ。

他方、学会で質問をしていたときは、いつだって不安発作が起こりうると常に用心していて、いつでも呼吸法ができるようスタンバイ状態だった。

そして、不安が起こり始めたかな?と思ったので、すぐに呼吸を整えたら、三秒で不安が消えた。

だから、やはり不安は起こり始めが肝心なのかな。

不安は生じ始めのうちは対応可能。

大きくなればなるほど鎮静させるのは難しくなる。火事みたい。

だから生じ始めの段階で、あって不安が生じてるかな?ということがすぐに分かるように訓練していく。

それが社会不安障害がよくなっていくひとつの鍵なのだなと思っている。

投稿者: administrator

Mental health blogger, researcher, social anxiety/selective mutism survivor.