この一週間、心身ともに不調である。休暇後、遅れた仕事を取り戻すために全力でやってみたが、ストレスが溜まる一方で、ろくに休まないから疲労も溜まり、体も壊している。 “自分の感情を押し殺す癖と向き合う” の続きを読む
カテゴリー: 認知行動療法
手に汗を感じたら
社会不安障害の症状までは行かないけど、手に汗を感じることは今でもある。
ちょっと前に銀行で並んでいたときも手に汗を感じたし、つい先週、電話をかけたときもそうだった。共通して待ち時間中に起こる。レジで順番を待つときとか。ただただ場面を待たなければならないような、他のことをして気を紛らわせることが難しいようなそんな待ち時間中にそれは起こる。 “手に汗を感じたら” の続きを読む
震えてもいい
年の瀬も近づき、自分の人生で最も大きな転換を経たこの一年を振り返ると、とても感慨深い。
なにがそんなに大きな転換だったのか。それは具体的には、ものすごく単純でシンプルに言える。
震えてもいい。 “震えてもいい” の続きを読む
心理のプロに頼ることの大切さ
セラピーを受けて他人であるプロのセラピスト(クリニカルサイコロジスト)の手に治療を委ねる、いわば他人に助けを求めることは、多大な力を発揮するのだなということ。それが私が病と向き合うというプロセスについて感じていることだ。 “心理のプロに頼ることの大切さ” の続きを読む
Progressive Muscle Relaxation technique 漸進的弛緩法
認知行動療法で一番はじめにやった訓練が、漸進的弛緩法や呼吸法などのリラックス術。
セラピストによると、
「これを一日に何度もこれを練習して、マスターすることが最も大切。いざ不安が発生し始めたときにすぐに使えるようにしておくのだ!」 “Progressive Muscle Relaxation technique 漸進的弛緩法” の続きを読む
不安は生じ始めの段階で対処する
クリニカルサイコロジストのジャネットさんは呼吸法などのリラックス法の実施は、不安が起こると同時に始めるのが効果的と言っていた。
私のこれまでの経験から言っても、確かにすぐに始めると効果がある。逆に言うと、不安が高まってからやってみても、あまり効果がないのかもしれない。 “不安は生じ始めの段階で対処する” の続きを読む
行動療法の効果
私のケースでは行動療法が最大の回復への鍵を担ったと思っている。もちろん、行動と認知を分けるのではなく、行動と認知が相互に作用しあい、新たな認知を根付かせていった。そういうふうにして回復できたと私は思っている。 “行動療法の効果” の続きを読む
思うことと反対のことを考えてみる習慣をつける
長年気がつかなかった自分の思考の癖を自覚した。それは症状を好転させる貴重な第一歩だった。
次のステップ。思考の癖が不安障害を悪化させていくのを防ぐにはどうするか。好転させていくにはどうするか。 “思うことと反対のことを考えてみる習慣をつける” の続きを読む
ネガティブ価値観を検証する
前回、社会不安障害に関する価値観はゆらゆらした相対的なものでしかなく、故に社会不安障害だから良い悪いといった考えを抱くのは幻想に過ぎないということを書いた。
そして、幻想だからこそ、自分の心の奥に浸み込んでいる社会不安障害を患っている件についての否定的な考えを変えていくことができるということ。
堂々巡りであったマイナス思考。 “ネガティブ価値観を検証する” の続きを読む
認知療法の効果
私のケースでは、認知療法は効果があったと思う。
考え方の癖に気がついて、そして社会不安障害についての認識を変えることで、それまで莫大な不安が生じていた場面でもちょっとの不安しか生じなくなった。 “認知療法の効果” の続きを読む