オリンピックのゴールドメダリストまでが社会不安障害を公言している。
スーザン・オニールはインタビューで自身の社会不安障害についてこう語っている。
競泳で勝つことを恐れていた。なぜなら、勝つことは壇上に立ち人々の視線を集めることを意味していたから。
社会不安障害を患う人たちには、その感じがちょっと分かるのではないだろうか。
努力家で、こつこつと進む。そしてついに栄光の光を浴びるとき、その光を恐れる。
オニールは「quiet assassin 寡黙な暗殺者」とも呼ばれていた。おとなしくて、それでいて強い。誰も敵わない。いちど水中に入ると、激しく闘う。
リッキー・ウィリアムズ フットボール選手
人気選手なのにファンやメディアとの交流を避ける。ヘルメットをかぶったままインタビューに答える。
社会不安障害であることをカミングアウトするまではちょっと変わった選手と思われていた。
買い物に行きたくない、空港に行きたくない、外出するのが恐怖になっていた。ファンに見つかるかもしれないし...と思ってしまう。
社会不安障害であるということも知らなかったとリッキー・ウィリアムズは言う。これが治療可能な障害であるということも知らなかった、と。
SSRIのパキシルとセラピーで治療を受けた。
多くの人々が、特に男性が、自分のことを自分の職業ゆえに尊敬しているのを知っている。だからこそ、僕にはできることがある。自分に何が起こって、どんな経験をして、治療が人生をよりよいものにしたことを、人々に知らせることが。
自分の経験(を語ること)で、(社会不安障害で)救いを求めるひとりの人でも助けることができるなら、それは試合を勝利に導くタッチダウンをしたときの気分になれる。
ソース: celebrities with SAD