学会発表を前に

口頭発表の日が近づいてきた。

不思議と落ち着いている。

以前なら予期不安ですでに体がボロボロになっていたところだ。

やれることは全てやった。

私の体にどんなことが起こっても、対応できるシナリオのようなものができている。

自分のためにもここに簡単にまとめておきたい。

事前準備

呼吸法とリラクセーション法で気持ちを落ち着かせる。学会へ向かう飛行機の中で何度もやってみる。そして、自分に言い聞かせます「きっとうまくいくはずだ」
学会ではたくさんの研究者と知り合う。社会不安障害のことを話せる機会があれば話しておいてもよいだろう。そうでなくとも、不安発作が起きやすいこと、倒れることがあるなど何人かでも話しておければと思う。

 

当日準備

飲み水を用意しておく。発表中は何度も水を飲むことにする。そうすることで間を開けることができ気分を落ち着ける余裕もできる。

 

不安発作が始まったら

不安発作が始まったら、まず話すのをやめる。呼吸法として練習してきたように、呼吸を止め、大きく三秒息をはき、三秒息を吸う。10秒程度の間が空いたって大丈夫。他の発表者だって、言葉が思いつかなくなって10秒くらい間が空いてしまうことはたくさんある。

 

不安が治まらなかったら

10秒の深呼吸で治まらなかったら、座ってしまおう。声がきちんとでるようになったら、「すみません。ちょっと気分が悪くなって」とか言えばいいのだ。
きっとみんな心配してくれて、優しい目で見守ってくれることだろう。
そして治まったら、話を再開すればいいのだ。
大丈夫。今では私は知っている。社会不安障害の不安発作とは長時間続くものではないのだ。不安なら治まるまで待とう。

 

それでも不安が治まらず、不安の波に呑まれてしまったら

上記二点を実行していれば、不安の波に呑まれるまではいかないはずだが、なにかがうまくいかなくて、不安発作が本格的に始まってしまったら、しゃべり続けようとせずに、倒れてしまうなり、かがんでしまうなりして、呼吸を整える。

大変だ!と人が集まってきてしまったら?

いいじゃあないですか。助けてもらって、呼吸を整えて、落ち着いたら、話を再開するのだ。「具合が悪くって。少し良くなってきましたから、プレゼン再開しますね」それでいい。

考えてもみよう。学会の発表というのは退屈なものが多い。(稀にすごい世紀的な発表があるけど)
ちょっとしたハプニングがあるほうが楽しいじゃあないか。映画だってハプニングから始まるストーリーが多いでしょう。発表者が倒れるなんて、すごいじゃん。エクサイティングでエンターテイメント性を備えた発表となること間違いなし。

 

話し方

そして、発表はゆっくり話す。そのほうが分かりやすいし、早口で話すと、呼吸も荒くなるので、一文節ごとに、呼吸をしっかりとりながら、ゆっくり、ゆっくり、一言ごと出していく。
考えてみれば、プレゼンの天才ジョブズ氏だって、ゆっくり話していて分かりやすい。
早口で捲し立てるより、ずっといい。

 

聴いている人たちについての認識

私の話を聞きに来て下さってありがとう! けど、連中は私に勝るとも劣らないメンタル揃いと考えていい。だって研究者なんだろう。普通のわけがない。だから、私も社会不安障害くらいで引け目に感じることなどないのだ。

こういうふうに、全ての状況についてのシナリオができている。準備万全。

そしてこれだけは確実にやっておきたい。

それはジャネットさんがカウンセリングの際、毎回私にかけてくれた言葉を、飛行機の中で反芻することだ。

It’s going to be fantastic!

きっとうまくいく。

 

7~10日後に、報告いたします。

よい報告ができるといいです。

作成者: administrator

Mental health blogger, researcher, social anxiety/selective mutism survivor.