二回目の国際学会発表を振り返って

前日: 不安が起こらない
前夜: よく眠る
当日: 不安が起こらない
自分の発表の番が来るまでの心境:待ち遠しい。早く喋りたい。

そして自分の番がまわってきた。さっさと壇上に上がり、喋る。喋る。喋る。

喋れるって、ほんとに気持ちがいい。

何時間でも喋っていたい気分だ。

自分の考えるところを伝えることができる。

体が震えて声が出てこなくなってしまうことも

頭の中が真っ白になり思考停止に陥ることも

心臓が爆発しそうなほどに暴れることも

呼吸が苦しくなることも

べっとりとした汗が体中から出てくることも

もうこれで死んでしまうという恐怖も

なにひとつない。

以前は必ず出ていた社会不安障害の症状がない。

不安発作が起こらなければ、いくらでも喋れるものなのだ。

気持ちよくすっかり喋った後は質問タイム

さて、今回の発表内容は突っ込みどころ満載なんですけど、聴衆はどう出るでしょうか?

「あの、その分析ソフト、いいですね。いくらですか?」、と最初の質問者。

「これはオープンソースでダウンロードできますよ」

すると皆、おっ!というふうになり、急いでメモをとる。

「そのソフト、私も使おうとしたことあるんですけど、難しくないですか、いろんな設定とか...」、と第二の質問者。

「そうですねえ、もちろん研究ごとに分析内容は異なりますすから、いろいろと考えて、その都度設定しなければなりませんが」

「ええ、それが難しくって、時間がかかって、嫌になって、途中でやめちゃったんです」

「...あー、まあ、その、仕方がないですが、難しい部分もありますよねえ...」

ソフトのことを話してたら、質問タイムが終わってしまった。

なんだったんだ。これは…

高度な議論に導くことはできなかった。

ネガティブな側面ばかり記憶に残りそうになるのに気づき私は自らに言った。でも不安にはならなかった。だから、今回は合格としておこう。よくやったじゃないか。

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投稿者: administrator

Mental health blogger, researcher, social anxiety/selective mutism survivor.