抗うつ剤と悪夢

毎日飲むことになっている抗うつ剤のSSRIだが、つい飲み忘れてしまうこともある。
どうやら私はSSRIを飲み忘れると必ず悪夢を見るようだ。
二回飲み忘れた。その晩、二度とも悪夢を見た。両方とも悪夢は異なる場面設定であったが、その夢ストーリー展開には奇妙に一致する構造があった。

悪夢その1

なぜか私は女戦士になっている。
プリキュアが地味になったみたいなやつ。
それでひとりで闘っている。
化け物がたくさん出てきて、奴らはやたらと強い。
とんでもなく強い。
全然かなわない。
やられるばかりで立ち向かえない。
すごく怖い。
こんな恐ろしいのは生まれて初めてだ。
いつまでも闘いは続く。
いつになっても終わらない。
いつまでもやられ続ける。終わりがない。
それにしてもなぜSSRIを飲み始めてから、いちど飲み忘れると、悪夢を見るとは、脳で何かが変わってきてしまっているのか、ちょっと怖い気もする。

悪夢その2

こんな悪夢も見た。

そこは屋外でのバイキングランチ会場だった。

なぜか山岳地帯だ。

トレーを抱えて、食べ物をよそっていく。

しかし、傾斜の激しい山岳地帯であるせいで、ひとつの平面で全てのお料理が取れるようにはなっていない。

お料理は段々畑的に上方に繰り広げられているのだ。

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しかも上方へ行けば行くほど美味しそうなお料理がある。上方を仰ぐ。うまそうだ。

前菜類を取り終わった私はようやくメインディッシュを取りに行こうとする。メインディッシュはとっても美味しそうだ。豪華なお料理が上方に見えます。そうだ。ずっと遥か上方に見えるのだ。

メインディッシュを手に入れるには、険しい道をロッククライミングのように登っていかねばならない。

ところが、あまりに険しく落ちてしまう。

めげずに私はトレーを片手に険しい山岳面を再チャレンジ。

その途端、トレーに取った前菜類も地面に落ちてしまう。

私は座り込み途方に暮れる。

言い忘れたが、その山岳バイキングには不思議なルールがあるのだ。ひとつの平面に並べてある料理をよそって初めて、次の面に進める。クエスト形式で次のレベルに進めるのだ。そこで私はもう一度前菜類を一通り取り、上方に登ろうとします。

ところが、また落ちてしまう。どしゃんとお料理がトレーから落ちる。

そしてまた前菜類を取り、山岳を登ろうとして、落ちて...

その繰り返し。

いつまでたっても、何度トライしても、成功することもなく繰り返し。いつまで頑張っても目指す料理に辿り着けない。

いつまでも、いつまでも。

美味しそうなものをチラつかされ、辿り着けないのは大変つらいことだ。

最後まで(目が覚めるまで)、私はメインディッシュには辿り着けなかった。悲しい。

SSRIを飲み忘れたときに見る夢は、永遠に繰り返される地獄系なのだ。

 

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投稿者: administrator

Mental health blogger, researcher, social anxiety/selective mutism survivor.